我が子に絶対音感を付けたい!と思う方は多いと思います。
絶対音感とは何か、どうやったら付けられるのか、ピアノを習うためには絶対音感が必須なのか、付かなかったらどうすればいいかをお伝え致します。
絶対音感とは
絶対音感とは、耳で聴いた音を、ド、レ、ミなどの音名で聞き取れる力で、これを持っている人の方が少ないと言われています。
聴覚は、胎児の頃から発達します。お母さんの声がけでお腹を蹴ると言われますね。
生まれてからは、聴覚の発達は4,5歳で臨界期を迎え、7歳くらいから横ばいになります。
絶対音感を身に着けるには、7歳まで、理想的には4,5歳までに音感教育を受けることが必要です。
絶対音感があるとなぜいいのか
絶対音感があると、耳で聴いた音の音名が分かり、いわゆる耳コピーができます。
好きなアーティストの曲のメロディーをピアノで探り弾きが出来たり、左手の伴奏も弾けたりします。
どうしたら絶対音感をつけられるか
では、実際に絶対音感を付ける方法をお伝えします。
ドレミで歌いながら弾く
中村敦子ピアノ教室では、ピアノを弾きながらドレミで歌います。
これは、子どもには、ただ弾くだけより難しく、いつも声がけが必要です。
でも、片手ずつ弾きながら歌っていると、慣れてきます。
こうすることで、音と音名がつながっていきます。
ソルフェージュ
中村敦子ピアノ教室では、毎回ソルフェージュを行います。
これは、リズム打ち、初見視唱などです。
家で練習してくる必要はありません。
毎回ドレミで歌うことで力が付いてきます。
調律されたピアノで
絶対音感を付けるには、ピアノが狂っていてはいけません。
ピアノを長持ちさせるためにも、毎年調律しましょう。
キーボードでも
もちろんキーボードでも大丈夫です。
ただし、ピアノが上手になってくると、やはりピアノの方がテクニックが付きます。
うちの子は音痴?
ピアノを弾きながらドレミで歌っている子どもの声を聴いて、ピアノの音とずれているのを心配する方は多いです。
これについてお話しましょう。
音痴とは
本当の音痴とは、例えばソの音なのにドの音やレの音を出しているような方です。
お子さんの場合は、まだ喉の発達が進んでいないだけの場合がほとんどで、ピアノと一緒に歌っているうちにだんだん音程が合ってくることが多いです。
お母さんの歌声
子どもにとって、お母さんの歌声は安心と信頼の絆になりえます。
子守唄や遊び歌でぜひお子さんと触れ合ってください。
音程が外れていてもちっとも構いません。
絶対音感が付かなかったら
ピアノを練習していると、相対音感が付いてきます。
例えば、この音はドだ、と確認してからレを聴くとレと分かるようにです。
絶対音感が全てではありません。
音楽を楽しんでほしい。
これが中村敦子ピアノ教室の一番の目的です。
まとめ
絶対音感について理解していただけたでしょうか。
楽しいピアノの時間をぜひご一緒に!